FC2ブログ

Entries

角付きと厳冬

http://2style.in/oboromadoka/2018/Gento/index.html

【キャスト】
ヒース:小狼
桜:秋野かえで
カエ:かがみがわとうこ
紫苑:嶝崎ミツキ
シエル:IN9
蘭:加々美由亜

【スタッフ】
主催:おぼろまどか
シナリオ:ツキノベ
イラスト:ゆきはな
デザイン・ロゴ:涼和
動画作成:みや。
グッズ作成:桐生しき
編集:斉藤しおん

主題歌「祝福の揺り籠」
作曲:へろみゅう
作詞:ツキノベ
ボーカル:飛高

【注意】
※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り
春が訪れないずっと冬の村では人間と角付きが一緒に暮らしている。

最近、問題作が続いた中で、見るからにファンタジーなイラストや雰囲気に、初期のおぼろまどかさんの「鳥籠計画」シリーズを思い出しつつ、ちょっと小休憩なのかな……と聴いた私がバカだった。何が小休憩だよ。そこ突くかというところをふいに突かれて落ちました。
生と死の境、生まれ変わる前のまどろみにいる者たち、そういうテーマは別に珍しい訳では無く、他でも見かけるテーマだと思いますが、今回のお話で特殊なのはそのテーマにはあまりかかずらわっていないことかと、ほとんど説明がなくて、キャラクターのセリフの中で、自然に彼らが死んでしまっていることがわかる。変に起承転結にというか明確なストーリーになっていないのですが、まどろみからふいに覚めるように、冬を超えて転生していく人たち。
鳥籠計画シリーズの時に、曖昧で幻想的でそんな雰囲気を捨てて欲しくない、まだ書き慣れていないところが見受けられるけど、一般的な書き方でまとめる方法を覚えて欲しくない、そんなことを書いたような気がします。それから5年、あの時、望んだものが本当に形として現れて、なんだかすごく感慨深い。私は何もしてないですけどね。

特にカエがすごくて。少女をお姫様と呼ぶのはよくあることですが、お姫様だから悪い事をしてはいけない。きっとそれは親としてはしつけの一環でしかなかっただろうけど、カエは幼いながらにそこに誇り・矜持、尊厳を持っていた。紫苑はカエが賢くて優しい子だと言った。賢いなら夜の森に出ていったりはしない。けど、賢くて、「優しい」から彼女は自分の矜持に従って、正しいこと、家族を守る事を選んで外に出た。こんなセリフが出せるなんて、ほんと天才かと思う。

シエルはドストレートに宗教的なものに巻き込まれた少女の悲劇ですが、そのドストレートを真正面から演じきるのはIN9さんさすが。

ノイズがあるところで聴くとヒースと蘭が少し雰囲気被ってしまうので、最初、少し混乱したけどね(苦笑)

死んだときのことを山火事で足が焼けたと話すところがいやにリアル。全身炎に包まれた表現をされるよりもずっとゾクッとする。

繊細な声の震えが素敵な演者さんばかりだから、全体的に繊細で薄氷の上を歩くような感じが良いなあと思います。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nasanotsuki.blog.fc2.com/tb.php/1012-99d8289f

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

幸橋

Author:幸橋
視聴した作品のメモ
ボイスドラマ・ドラマCD作品の感想メイン(時々舞台など)

【注意】
※私的メモなのと気軽に聴きたいという理由から作品名だけの記事や感想が不親切な記事も多数
※感想が無い・雑でもご容赦下さい
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な感想が多くなる傾向があります

追加の注意書き

感想について

最新トラックバック

カテゴリ

RMR (3)
RNK (1)
108 (1)

フリーエリア

フリーエリア

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR