Alice In CarnabarnI制作委員会
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【注意】
※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り
不思議の国でも、鏡の国でもない、「カーナバルニ」でのアリスとそこに住んでいる者たちのお茶会でのおしゃべりの様子。
CDのvol.1では4話+1が収録。どれも会話で、胡蝶の夢とかクオリアとかバタフライ効果とかシュレーディンガーの猫とか、すっごい概念的な話を延々どこに帰着できずに話すので、もういいわ!でチェシャ猫がまあまあと言って終わるという感じですね。言葉遊びというか、会話のリズム感を楽しむような仕様になっています。
最初は語り部が同じダウンダウンダウン……とお決まりのセリフを言って始まり、最後も彼が締めるのですが、言い方が妙に癖になるんですよね。どちらかというとこれまでの帽子屋のイメージに近いどこか不気味な感じの話し方で、彼がいるから、どうしてか賑やかなお茶会も不可思議で不気味で、1つ何かが崩れたらこの世界の本当の見てはいけない姿を見てしまうのではないかという恐怖を感じたりもしますが、どうなんですかね。
ここでの帽子屋は結構生意気な感じの少年で、白うさぎは気弱な感じ、チェシャ猫の絡みつくような話し方とつかみどころがないところは健在で、なぜか途中出て来たハンプティダンプティが意外に良い声(笑)普通どういうイメージを持たれているのかわかりませんが、私には意外でした。君、そんな良い声で卵(笑)
それぞれキャラがばらけていて、それぞれの役割があるのが良かったなと思います。話をこんがらがらせる者もそれに乗っかる者も異を唱える者も、整理する者もいる。だから、ゴールの見えない会話も一応はまとまって終わる。
そんな4編+1の物語。
vol.1だからまだ続くらしい?
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