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企画・その他 :壊転ラヂオ
イラスト :桐谷 ゆうき
声の出演 :彩透 瑠津 / 鶏子 /  みや。 / 浅沼 諒空

【注意】
※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り
奇妙な病が流行する、ガラスの街の物語第一巻。ガラスの街に伝わる、「豊穣の踊り」を練習するミドリとフーカ。メンバーをそろえるために神社の息子悠人を誘い続けて来たが、悠人は拒否し続ける。そんな時、サクヤという少女が踊りのメンバーに立候補する。

壊転ラヂオさんらしい少し奇妙で、チクりと痛い、不思議だけど、ファンタジーよりはリアルで、リアルよりも曖昧で、そんな雰囲気のお話。
悠人にみや。さんをキャスティングしたのはさすがという感じ。生真面目で意固地で、少しひねくれていて、でも、純粋な自分の気持ちにも嘘がつけなくて、そんな板挟みで苦しんでいる男の子。彼は分裂病という自分がこれをやりたいと強く望む時、それを代わりに行う自分が生まれるという病気だと、突然現れたカラスに言われる。彼はお世話になった主治医の助手だという。
悠人は踊りを踊りたい。でも、受験勉強で今は踊りに立候補なんて出来ない。これまでも、理由があって、立候補しなかった。発表も間近で今から始めたって到底できるはずがない、そんな時にサクヤという少女が踊りに立候補する。できるはずがない、そう思っていたけれど、確かに彼らの踊りは下手くそだけど、自分がいたいと思う居場所を奪われて行く。悪いのは自分、彼らに当たるなんてお門違い、そんなこと言われなくても一番自分がわかっている。だけど、だけど……そういう気持ちわかるなとつらくなる。
奪われて初めて気づく。豊穣の踊りに心から憧れた、けれど、やりたい子どもが多くて立候補できなかった。こんなにも切望している。踊る彼らをこんなにも嫉妬するくらいに大切だった。
そんな時にサクヤが来て、下手でも、覚えてなくても、踊りたいその気持ちがあれば踊れると囁く。
たった一人でも踊れる。
その言葉に少しだけひっかかりを覚える。
キャストコール。すごく少ない。悠人役のみや。さんとミドリ役の鶏子さんとフーカ役の彩透さんと、まだ出て来ていない先生役の浅沼さん。キャストコールのあとにたった一人で悠人が豊穣の踊りを踊ったことを近所の人が先生に話す。
その後の先生と悠人の会話でハッとする。そうか、カラスとサクヤだけではない、ミドリもフーカも彼が分裂してできた人……ミドリは一番最初に立候補者が多くて手を挙げられなかった時に、フーカは踊りのメンバーが引っ越して欠員が出た際に立候補できなかった時に生まれた悠人の分裂したもう一人の自分。
彼は無意識ながらに3人で踊る豊穣の踊り手が今年は誰もいない、踊りたくても一人でなんて踊れないと無意識に知っていて、それで、あんなに拒否していたんだ。でも、一人でも踊れることを証明した。
それがわかるとほーっと息をつく。

壊転ラヂオさんは不思議で歪で奇妙な欠片を潜ませる。でも、それがどこか変な隙間というか歪みというか物語の矛盾を生むことがあって、でも、それを否定すると壊転ラヂオさんの味がなくなるからあまり言わないでいたけれど、今回は綱渡りのようなそんな違和感と不可思議さのバランスを歩ききったという感じがします。
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Author:幸橋
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※私的メモなのと気軽に聴きたいという理由から作品名だけの記事や感想が不親切な記事も多数
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※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な感想が多くなる傾向があります

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