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スターダスト・インフェルノ 〜Destroy the earth〜

http://gekijoe.com/destroytheearth/

レニー 黒貴
エリサ 舞川みやこ

ソラ 松田浩毅
ハルカ 岡延明
ニコ 琉河天

リオ 神越将
ロジェ 織田俊輝
フレート 小塚亮輔

クイーン 阪上仁美
プリンス 新井裕士
眼鏡さん 星澤美緒
ドクター 篠宮穰祐

ティノ 水野駿太朗
マナ 有栖川姫子

フラテッロ 谷口博昭(声の出演)
アミ 大下洋子(声の出演)

アテンドキャスト おぐらもとひろ/柿沼恵梨子

STAFF
プロデュース 篠宮穰祐
脚本 渡辺流久里
演出 諏訪康之
舞台監督 吉川尚志
劇伴(劇中音楽) 永井カイル
舞台美術 吉田竜一
照明 高野亜紀子
音響 島貫聡
スチール撮影 石川桐子
映像撮影 石田光哉
宣伝美術 琉河天
ホームページ 小林聡
ロゴデザイン 大川裕貴
当日受付 宮野風紗音/高山夏姫
制作 雨宮ひとみ/大橋博明

【注意】
※私的メモなのと気軽に聴きたいという理由から作品名だけの記事や感想が不親切な記事も多数
※感想が無い・雑でもご容赦下さい
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な感想が多くなる傾向があります


観劇履歴
2回Bルート(中央制御室、パーティホール)→4回Aルート(中央制御室、隔離部屋)→6回Dルート(展望フロア、???)→7回Bルート(中央制御室、隔離部屋)→8回Aルート(展望フロア、隔離部屋)→9回Cルート(中央制御室、隔離部屋)→10回Aルート(展望フロア、隔離部屋)

セリフ・シーンの内容はうろ覚え。
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2回Bルート(中央制御室、パーティホール)と4回Aルート(中央制御室、隔離部屋)まで

ソラ
また自分を見つけられなかった
ソラとハルカの対峙が学園長と先生の対峙みたいだった
憎みたくない、この苦しみを思い知れば良い、そんな気持ちの狭間の中でギリギリに立っている
学園長もそうだったのかな。復讐を誓っていたけれど、本当はそれ以外の道があるなら、それが良かったけれど、彼には別の道は与えられなかった。
レニーがリーダーの弟だとわかった時は泣きそうで苦しくて殺せなかったのに銃を向ける君こそ壊れそうなのに、Bルートでは似ていると言って殺す、何かを手放した、愛を殺した
最初の満面の笑顔からどんどん現在の刃のような表情になっていくのがつらい。

ハルカ
どうして死ぬをえらぶ
頑ななまでにファーゼスト人の死を望む彼も何か闇をかかえていそう
繰り返しを知っているのは誰だろうと思っていたけれど君か
憎むよりも悲しみが先にある
彼は道を模索しているらしい、Amiに勝つ方法を。
でも、そうなのか……それを聞いた時、私は一部の彼への評価が間違ったんだと思った。彼は諦めた人だと思っていたから。
確かに今ももがいている、けれど、同時に何かを諦めて思考を停止している気もする。
君もソラも本当は思考を停止した似た者同士なんじゃないのか。

プリンス
目を髪で隠すし、うつむき加減で、真っ直ぐ見ない
目が見えない
でも、ロジェは見つめていた?どこかで鋭く見ていた時があるよね
いろんな人の思いでぐちゃぐちゃになって自分が消えれば良い、誰かにとって都合の良い自分、でも、ロジェだけは自分に都合の良いアンリではなく、彼自身を真っ直ぐ見ていたから特別だったんじゃないのか
自分を消したい?消したい以上の欲求はないからBルートでは皆を殺したのか?
でも、ロジェは守ろうとした?フレートのことがあった時、扉を開けるニコをかばったし、レニーとエリサのもとに行くロジェついて行った
そういえば、なんでアミに攻撃された時に中央制御室を開けたのかな
プリンスとニコが似てるなんて思わなかったな。なんだか2人が並んでいると不思議な感じがする
でも、プリンスはぐちゃぐちゃになった「結果」で、ニコはまだ自我を持たない、持ち始めた「始まり」
死んだ人間は好き勝手言って死んでいった。なんだかわがまま言って消えていったよなという親愛と羨望が見える。そんな風に自己を発露して生きて、死んで行けたら。それは彼には幸福すぎるくらい幸福なのかもしれない。

ニコ
似ていると思ったのに、一番遠くなってしまった
なんでそんな風に思い切れるんだろう
なんで地獄を見て、それでも、殺すことも死ぬこともない、別の選択肢を選びたいと言えるんだろう
どうしても嫌なこと、大切な人が苦しみ、死んでいく、を避けるためになら強くなれる子なんだろうか

クイーン
行動が一番わかりやすい、復讐、恨みを返す、助かる術なんてない、絶望に負けた
どうせ死ぬなら恨みを晴らしながら消えていこう、だから、誰にでも敵愾心を持っている
1部の彼女はまだ少女だったけれど、今の彼女は女だ、現実を知った女、奪われることがあっさり行われることを知った女。我侭で勝気なだけだった少女が娼婦になったようなそんなイメージ
でも、アミに苦しめられている時にナイトと父親を呼んで。ああ、あなたはクイーンだったのかと
パーティに人一倍反応する。一部できっと誰よりも楽しんで、自分を出せていたのはクイーンだっただろうから。彼女にはきれいすぎて、あれが現実としてあったなんて残酷すぎる。

眼鏡さん
説明役だからかセリフが多い
ずっと助かる道を模索している
リオがニコに近づく時に舞台から飛び降りてきたりとめちゃくちゃアクティブ(笑)けがしないでね
寝起きの様子がめちゃくちゃ可愛い
苦しむことは多いけれど、最初からずっとぶれないんですよね

ドクター
やっと茫洋としていた表情が輪郭がはっきりする
突き飛ばされた時、びっくりするくらいに後ろにぶつかって、あらがう気がまるでないのが、彼の良心を感じる
でも、エリサが苦しむところを観たくないと毒を渡して、医者であり死神、その意味がわかる
1部の妹のために医者にと言う彼を思い出す。自己欺瞞が多く含まれていても、それでも、彼にとって妹のエリサはきっと全てだった。そのエリサに、拒絶されて、家族として兄としての思いと愛情を否定されて、彼こそ2部で全部失ったんじゃないのか。

レニー
顔が澄ました感じなのに、レニーの飾らなさがある。
二っと笑ったところなんて少年そのもので、10歳の差を埋めて来ている。
フラテッロなおしたプログラミングが得意なリーダーの設定がここに来て使われると思わなかった。
兄のことを語るレニーは本当に好きだったんだなってわかる。
死んだ人が物語の中で、人の中で生きている。
首を吊った理由、そうか、やっぱりリーダーはお兄さんだったんだね。弟妹たちをずっと気にかけていた
スカーブ、皆が恐れたのにレニーはエリサの傍にい続けるんだな、なんでなんだろう
エリサを大切にしていてもドクターとレニーは違う、レニーも信じてもらえず兄を亡くしたからなのか
リーダーが死んだことも、ドクターがエリサを殺そうとすることも、それが兄としての優しさじゃなくて、自分たち弟や妹を信用してないだけだと知っているからか、だから、なおさらエリサを死なせようとすることが許せないのか。

エリサ
きれいな顔だけど、変に作ったきれいさじゃなくて、自然で、子どもっぽくて、でも、母性的で
表情がころころ変わるのに、作ったような女の子という顔をしてなんでか嫌な感じがしない。
私の人生は私のものだというところや、手紙を置いてきたという遠くを見る感じ、抑揚がふと入る
レニーが腕を突き出しても拳を合わせようとしても触れようとしない、そこで一歩踏み出せていたら何かが違ったのか
良い子というのは友達になりたいと思う子、友達は絶対裏切らない、困っている時に助ける。彼女らしい表現が多いけれど、繕わないストレートさがあるだけで、確かにと誰もが思う。でも、誰もが言うのが難しい。
苦しみも人生も全て自分のもの。かわいそうな子にするな。なんでかずっと刺さっている。

リオ
最初の言葉がスターダストのメンバーの全てを語っている気がする。
笑っていれば、好きなことで埋め尽くせば嫌なことが入る隙間なんてなくなる。
好きな事を否定する事が一番つらい。最初に観た時はそれはリオだから、彼のポジティブさがあってこそだと思っていた。
リオの笑っていればと言った時のソラの表情
地獄を知っているからへらへらしてる。リカが言っていた。
彼も地獄を知っている。
なんでずっとライブにこだわるんだろうと思っていた
彼は1点わき目もふらず見続けることに、そうして生きる力を前に凝縮した生き方をしてきた、そうして生き残ってきた
それでも最初は薄っぺらい感じだったのが、同じテンションで話せるエリサの登場で1人だけ浮く事がなくなった

ロジェ
派手な服きている割には現実主義者
リオの楽天さをなんでだよ!と言い続けている
でも、アンリを見つけた時にカメラの枠のようにした指でおさめてて
最初に彼が芸事を目指した理由、キラキラした誰かに憧れたと言っていた、それはアンリ?
だとしたら私は君がよくわかるかもしれない、誰かに憧れて、こんな自分触れる事さえもできないと思う
一番最初のシーンでこんなにあどけなく笑える子だったんだなと2回目を見て思った
ずっとずっと否定して、怯えている子だったから。
最後の監禁室で、好きな気持ちを殺すのはつらいと言った彼。
隅っこに生きていた自分を見つけてくれたと嬉しかったと言った彼。
最初からなんだか似ているなと思ったけれど、君がそれを言うのか。
タイムリー過ぎて、まるで色々見透かされているみたいな感覚だった。
好きな気持ちを殺す選択をしなくて良かった。どれだけそう思ったことか。
そういう君だからアンリも君を特別に思っていたんだろうか。
リオがぐしゃぐしゃに丸めたタオルを畳み直すように促したり、良い家の子なのになんでそんな所帯じみているんだろう(笑)

フレート
役割が役割だからいつも押し殺している
ただ冷静な男性
もっと中身が観てみたいけれど、ほろびゆく舟で君は何で殺そうとするのか
何も語らないと思っていたけれど、本当は最初に全部語っている
すべきことのためにやってきた。好きだという気持ちはもはやよくわからない。でも、音楽は好きなんだと思う。彼が何者かわかってから聞くと、その一欠けらの好きが残っていて良かったと思う。
好きって気持ちは消えない。彼が体現している。

マナ
マナは強い女性だ
最初、皆が、右往左往する時に引っ張っていたのは彼女
でも、普通は右往左往するものでは?なんであなたは平気なの?
若い若いとまるで年齢気にするヒステリックな女性のようなセリフなのに、嫌みなところなんてまるでない。
フレートに若いのにこんな悲しい事しないでって、彼女は本当にちゃんと「大人」なんだなって。
いつもおどけて、誰もスカーブとこの船の末路に絶望している時に先に動き出して、なんでこの人はこんなに強いんだろう。わからない。
始めたものは終わらせなくてはいけない。このセリフ聞き覚えがある。

ティノ
わかりやすくコミカルな空気を作ってくれるキャラ
わかりやすくうろたえてくれる
でも、優しい人で本当にマナにほれているんだろうなと思う
マナとレニーが近すぎる時にあからさまに割り込んで行ったり(笑)
マナがクルーたちと対峙して危険な時に後ろにかばったり。
スカーブに怯えていたのに発症者のエリサに手を差し伸べようとして、
軌道を変えて戻ろうと提案したのも臆病なくせに大切な人たちを助けたいから。
臆病なくせに臆病なくせに。なんでそんなに優しくなれるんだろう。

フラテッロ
姿は見せず、声だけでの登場。兄弟という名前、友達。
一部で、あらすじに、ねえ友達になってよ……というのがあったよね。あれはフラテッロの言葉だったのかな。
兄弟と言う名は束縛、鎖。友達としてのシュテルンは自由意志で動ける。
友達は裏切らない。友達は助ける……
これがモノクロの派生ならば、そういうことを言っている子がいたよなあ。

アミ
今も謎のまま。Aルートでは望み通り地球に戻ってきたはずだけど。それで終わりなのか。
CTH値を上げられるということは、その名の通り、愛そのもの?

最後の落ちる時にじゅり先輩って言った……
Bルートで皆が死んでいく中で、あのスターダストが知らないままアイドル曲を歌って落ちていくことがぞくりと震える
宇宙旅客機に皆を乗せたのは殺すためではなくて、生きて欲しくて?まるでユリが言った空のもっと上にいる人も心があるという言葉みたいだ

Aルートは新しいキャラたちにはきっと幸福な道だった。
眼鏡さんやニコもそうだったかもしれない。
でも、ハルカとソラは・・・ハルカは途中まで着陸の操作をしようとしなかった。
仲間に入ったのは、何か意を決したからだとは思うけど、それは本当に彼が望んだことか。
ソラも他のルートよりも不幸ではないのはわかる。本当は殺したくない、死んでほしくない、どうしようもない、それならせめて……と考えていただけで、殺さなくて良い道を選べたことは彼にとっても幸運だっただろう。レニーと共同で操縦桿を握っていた時は昔の笑顔に一瞬だけ戻っていたし。
でも、彼は自分が選びたいものがわかったんだろうか。レニーやニコや眼鏡さんや生き残りたい皆の意志に流されただけじゃないのか。
AルートはあくまでAルート(正史)でしかなく、ハッピーエンドとはあんまり呼びたくないなあ。

スターダストのダンスの出だしが結構好き。

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6回Dルート(展望フロア、???)を見ての追記

一番多くの謎が明かされた回だった。
2人いる裏切り者の内、フレートは死に、最後の1人マナが皆を殺していく
そうか、だから、君はずっと冷静でいられたのか、何が起きるかわかっていたから、何が起きても自分がすべきことを決めていたから
だから、あなただけは恐慌におちいることがなかった
最初に始めたものは終わらせなくてはいけないといった、学園長に挑戦しようとしていたと言った、そこは未だ明らかにならないけれど、彼女は始めた何かを終わらせようとしていた
でも、愛を殺すことができなかった
このルートでは展望フロアが選ばれた。ティノとマナの2人がいる場所だ
突然別れを告げたマナは学園の設立を手伝い、学園長とも面識があった
ティノは建築家志望だったのに、マナを笑顔にした舞台をつくる側の人間を志した
そうだよね、君は1人図面引いているような人間で、芸事の世界に入るような図太い神経してないよね
誰かの笑顔を作る舞台はすごい、誰かを笑顔にしたい、それは嘘じゃないだろうけど、本当は本当に笑顔にしたかったのはマナだったんだよね
好きな人には生きていて欲しい
その言葉はマナにとって呪いだったんだろうか、祝福だったんだろうか。その一言がきっと彼女にティノを撃たせなかった。そして、撃たれた
最後に言いたいものが思いつかなくて、もだえていた彼がマナに好きだということだけはためらわなかった
その彼ではなく、マナがスカーブを発症するなんて、なんという皮肉
若いって良いなと彼女はよく言った。若いってそのまんま年齢ではなくて、ただ、人さえも殺せるようになった自分に対して、まだまっさらできれいな子どもたちを眩しく思っていた気持ちの表れなんじゃないだろうか。

マナと共に真実をさらけ出したのはハルカだった。
最初の皆が踊るシーンも、レニーがソラに銃を向けるのも、可能性の1つ。ハルカが見て来た運命の1つ。
例え、無事に生き残っても、ソラは地球で戦争を始める大罪人、虐殺者になる
少しでも幸福な運命を掴んでも、望まぬ運命にまた引き戻される
だから、Aルートでハルカは動かなかったんだ
ここで助かっても、本当の意味で助かることは無いとわかっていたから、でも、目の前を生きる彼らを放っておくことも彼には出来なかったんだろうね
ソラもなあなあと着陸に手を貸したAルートよりもなんだかしっくりくるものがある
誰か助けてくれないかなと思う。誰か誰か誰か。自分じゃない。助かりたいじゃない。ただ、誰かが助けてくれるのを待っている。先生が?ユリが?カイが?学園長が?
でも、誰も助けてはくれない。ユリが言う空の上の誰かは自分たちが苦しんでいるのを見て見ぬふりをする。
殺してくれよと言うソラは怒ってもいないし、慟哭もしていない。
そんな時も誰かに頼むのか。殺してくれないなら自分で死ぬと言ったけれど、じゃあ、なんで、ここまでに死ななかったの……わからない。いつかのソラは自死したソラもいたかもしれないけれど。
君は本当は自分の生死すら選べないんじゃないのか。生きているからそれを継続しているだけ。誰かがその継続を止めるならばそれでも構わない。でも、自分で止める決断を本当に出来るのか。
ソラが刺して欲しいと望んだのは、自分がカイを刺した場所……そういうとこだって言ってんだ。絶対死にたくて死んでないだろう。死ぬことも誰かのせいにしている。カイを殺した苦しみのせいにしている。カイのせいにしている。
でも、どんな理由でも、ハルカがソラを殺してあげてもまた戻って来る。ただの夢になる。
ハルカはどうしてそんなにソラに戦争を始めさせたくないんだろう、なぜソラにこだわるんだろう。彼は戦争が起きて皆が死ぬからとか不幸になるからなんて言わない。ソラが苦しむから、ソラに戦争を起こさせないために地球に行きたくないと言う。もしかしたら、目の前にいるのがソラだからソラを中心とした言い方にしているのかもしれないけれど、本当なら多くの死と悲劇が生まれるから止めたいと言うものじゃないのか。でも、その他大勢ではなく、ハルカはソラに苦しんで欲しくないと言う。
これまで繰り返した試行分、彼は既に背負っているんだろうか。前に見た2回は船を落とすと言う時に拒絶の色が濃かったけれど、今回はどうしてか疲弊・消耗しているように見える。
でも、確かにどれだけ擦り切れても君はまだ道を探している。アミの運命は変えられないという言葉に絶望し、慟哭しながらも。

試行の繰り返しは関係ないけれど、今回は感情的な人が多かったように思う。
ドクターはレニーに馬乗りになって、家族だからエリサに苦しんで欲しくないと訴えて、プリンスはロジェを庇うのにずっと必死で、アミを騙すという策が生まれた時本当に嬉しそうに笑って、苦しむエリサのお願いを聞くフラテッロのOKの声はとても優しくて……登場人物の感情が血液となって行き渡るような、ずれが溶けあうような、どんどんその人になるような。
もし、そうなのだとしたら、なんて羨ましいんだろうと苦労も知らずに思う。嫌いな自分から別の誰かになれる。

ここからはDルート関係なく改めて思ったことを。
違和感だらけのAルートだったけれど、でも、エリサがレニーに夢は?と聞くのが好きだ。
レニーの答えは宇宙飛行士だった。最初に言っていたのに、なんだかハッとした。リーダーが宇宙飛行士とほとんど同じ宇宙旅客機のパイロットになるために死んで、レニーは夢を語れなくなった。でも、やっと口に出来た捨てることが出来なかった夢。
隠しているようで、騙しているようで、本当はそんなことないんだと気づかされる。フレートだって、最初に言っていた、マナだって、最初に思いを言っていた。それを汲み取れなかったのは私だ。もしかしたら、まだ汲み取れていないものがあるのかもしれない。

眼鏡さんが最初、ソラに反抗した後に、CTH値を確かめるために腕につけるもの(なんといえば良いのか、フラテッロ通信機?←)を見た時に驚きの表情をしていたのが気になるんですよね。流石に異常値だったということはないと思うですけど。もしかして、残りわずかな命を察して、最後にこんなに必死になって助けようとしているのでは・・・まで考えたけど、その様子がまるでないから見間違いかな。
同じ見間違いかなと言えば、フラテッロが音楽を流している時に自動操縦が解除できそうになった時、ハルカが誰かに押されてたたらを踏んで前に出たように見えた。その後は、例の腕につけるやつを付けた腕が引っ張られるように。誰かに今がチャンスだと教えられるように。あれも・・・違うのかな。

プリンスは、クイーンをどうしたいの!(バンバン!)と思う。
案外ニコとくっつくのかと思いきや、アミに攻撃されて苦しんでいる中でクイーンに駆けよるし、マナが銃を乱射した時もクイーンを庇った。ナイトの代わりに守っているのか、それとも、それがどうでも良いという彼の思いなんじゃないのか。
普段作ったような笑顔で細めているのを見開いたり、きょろきょろさせたりする。目を隠しているけれど、 それが逆に目の動きを強調させているのかもしれない。
プリンスの動きには好きなものが多い、密航者を探せとソラが指示した時も、仰せのままにというようにお辞儀するのとか、その時にドクターの肩を叩いたりとか。眼鏡さんの前に君、エリサがドクターの妹だって知っていたんじゃないのか。

クイーンはプリンスのことを見てはいないんだろうなあ。でも、エリサがレニーに守られているのを見て、王子様やナイトと言い表した。王子なのか、ナイトなのかに守られたエリサに対する自分。プリンスとナイトが傍にいた時とどれだけかけ離れてしまったのか見せつけられる瞬間。3人でいることは、彼女が自分の世界を守るためには必要なことだったんじゃないのか。
ナイト、この2人を助けてよと思う。あなたがいれば、きっとまだこんな風にはならなかった。

ロジェがプリンス(アンリ)を王様と表現していた。王様ではなく、王子であったことにまだ意味はあるんだろうか。きれいな人が見るものはきれいなんだろうか。そう表現されるアンリは他人の顔がわからない。そのギャップを呼び名で表したいんだろうか。

Aルートの話だけれど、エリサが棒読みでレニーに告白するのは、エリサもまだ恋を知らなかったからなんだね。あの言い方が結構好き、可愛い。

今回はフレートが死ぬルートで、でも、フレートが正体を暴露した後のリオの言葉が同じで。
フレートに会いたい、(フレートが欠けているけれど)ショーの練習がしたい。セリフは変えずにそこにのっかる無理なんだよのティノの言葉やリオ、ロジェの反応の重みだけが増すのが、逆にずっと切ない。

まだ同じルートを見ていないけれど、同じルートだったらそれは同じなんだろうか。同じセリフで、同じはずの感情を表して、だから、……でも、同じシーンを何回見ても同じだなんて思えない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7回Bルート(中央制御室、隔離部屋)を見ての追記
リオがだんだんうまくなるというか、役に入りこんでいるような、上演ごとに成長しているような気がする、本当は完成を最初から持ち込んだ方が良いんだるけど、こういう変化を見ているのも良いなと思う
今更だけど、ロジェのノックせずに部屋に入るようなという表現が好きで、あーわかるわかる!と思う。あの瞬間、ロジェが自分に似ていると思った気がする。
全員が集まる場で、クルーが並ぶ時にプリンスとクイーンがすれ違うけれど、目を背けていて、君ら……もしかして、搭乗するまでそんな状態だったのかと。
眼鏡さんがリオを牽制しているのがなんだかかわいい、眼鏡さんをあんな風にさせるのはリオだけじゃないだろうか
今回はニコをよく見ていた。感情を形にする……皆が苦しい助けてと言っているのが嫌だ、皆で助かりたい
それがおそらく彼女の心だ。誰かの心に残りたいなら、何かを選択してなさなければならない。
誰かの心に(おそらくソラ?)に残りたいと思ったなら、やっぱりニコは私とは最初から違う存在だった。
でも、1人だったら折れていたんじゃないだろうか。呼応する人がいたから、例えば、リオとか。

これも今更だけど、リオやエリサはあれだけ動き回って息をきらさないんだから細いのに凄いというかなんというか。
エリサは結構じっくり話す所もあるから息が乱れてたらそんな風には話せないだろうな。
ロジェが最初ダンスへたくそ(笑)でも、隔離された時に練習したかいがあったね

8回Aルート(展望フロア、隔離部屋)を見ての追記
篠宮さんの演技がなんだかドクター憑依したみたいな感じになったのがこの回(あとから篠宮さんだけじゃないなと思いましたが)最初のエリサを毒で殺す覚悟した静けさと、それでも妹を殺すことに対しての消せない悲しみのせめぎあいが、ああ……と思う。
プリンスがただの少年に見えた、君はそんなに幼い子だったっけ、もっと大人だと思っていた
声が震えて、いつも今にも泣きそうになる。死んだ者の名前を挙げる時もナイトだけ声の色が違って、ナイトという言葉をどれくらいぶりに言ったのか
フレートがナイフ抜いた時もすごくうろたえている。ライトが当たらない裏側で苦しんでいる。そして、フレートが止められた時、すごくほっとしている。もしかしてナイトを刺したことがトラウマなのか?
ニコがソラに皆を出して欲しいと言った時もプリンスは泣きそうで、変えられない変えたい、ソラの気持ちもわかる、そんな色んな感情でごちゃごちゃになっているようだ。なんでニコには相貌失認症のことを話したんだろうか、本当は何かを変えてほしくて、それとも悲しむ彼女を見捨てられなくて?

プリンスに続いて、試験の話やスカーブの話を聞いた時のティノの涙も、フレートの隔離部屋に行ったあとのロジェやリオ、フレートの涙も、エリサだってなんだか、今までだって嘘じゃなかったけど、声の震えた歌は感情に溢れていて、気持ちは、感情は、きっと波及する、伝わる。そして、それが、1人だけのの空気ではなく、舞台上で世界になるんだと感じた。あそこには本当に世界が生まれていた。この感覚が嘘なら、嘘こそ真だ。

9回Cルート(中央制御室、隔離部屋)を見ての追記
最初の夢のシーンで撃たれようとするソラがすでに泣き出しそうで、でも、どこか穏やかな顔でずるい。その表情だけでこちらが泣きわめきたくなる。
過去の話をする時、今までソラは悲しみを表していたのが、どこか懐かし気に笑うようになった。そして、空虚なからっぽな表情をすることが増えた
プリンスがつきものが落ちたような素の少年の表情をするから、ど、どうしたの?と思いましたが、あれはあれで好きでしたね(10回は戻ってましたけど)
皆さん前のめりでテンポが先走りな感じがするところがあって、最終日だからなのはわかるけど落ち着いて!と思っていました(笑)
ハルカの苦しみがましているような感じがする、オートパイロットを解除する時がいつにもまして必死
スターダストの3人はどんどん結束を深めているように感じる
ティノさんの3人を見守る表情がいつにもまして優しい。昨日の夜からティノさんの涙が嘘に思えない。
エリサの叫びがどんどん鬼気迫る感じがする
ソラは動きは少なくなったのに、感情が濃密に凝縮されたような、その分の空白・空虚が現れたような。傍でアミを騙す方法の話が盛り上がっている時もなんだか他人事で、うつろな感じがする。
最後毒ガスで皆が死のうとするとき、ティノとマナが手を合わせようとする、この2人はやっぱりセットだなと思う。

10回Aルート(展望フロア、隔離部屋)を見ての追記
アミに運命を変えられないと言われた時、慟哭していたはずのハルカが覚悟を決めたような話し方になっていた。
プリンスの好きにされてめちゃくちゃにされれば良いというのは、ナイトに殺すことを頼まれたことも入っているんだろうか。
最後の操縦のシーンでクイーンとプリンスが笑顔でやけに楽しそうで、本当はセリフが欲しい!と思うけど、あの笑顔だけでも見れて良かったな。
9回でも書いたけど、エリサの発症してからの一連の苦しみながら言うところが演技に思えなくて、本当に大丈夫?え?大丈夫なの?と思ってしまう始末。
それを言うとスターダストのロジェがあんなに感情をぶつけるキャラだったかなと最初を思い出しながら思う。
眼鏡さんの腕につけるもの見つけて何か驚いているは見間違いではなさそうだけど、特に話には出て来ず、ハルカが自動操縦解除できる事に気づいた時の何かに押されたみたいとか引っ張られたように見えるは、私の勘違いの線が濃厚な気がします。
今回の主人公がレニーとエリサなので、その2人のあのラストは最高だったんですが、今回もソラがさー、私はわからないよorzとずっと言っていたような気がする。もうAルートは現時点ではソラにとってもハッピーエンドで良いかなとか安易な方向に逃げたくなるのをぐっと堪える。いや、単純に私が理解できないバカで、これはハッピーエンドだって言うならそれでも良いんだけど。
でも、私にとっては、9回の夢の彼、レニーに撃たれようとする悲しいような疲れたようなほっとしたような表情の彼が一番しっくり来るんだよ。


全体的に見ると、私からすると第8回が神回で。第10回も雰囲気は似ていたんですが(ルートも見る部屋も同じだったので)でも、最初に見たためなのか、衝撃が強すぎて。
感情が、思いが広がって行くのがキラキラして見えるようというのか、もうなんと表現すれば良いのかわからないけど、舞台の上に世界が出来上がったのを見たというのか、なんかもうぶわっと一気に花畑が満開になったようなすっごいキラキラしたものに見えて、舞台というのはこんなに素敵なものなんだと思った。
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