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アクエリアス・ゴールデンエイジ

※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り

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朗読の感想と言うのか、イベントの感想というのか、はたまた、ただの私の回想という名の独り言なのか。そんなものにお付き合い頂けるならお進みください。

某御方からはダメ出しして良いと言われているのですが、演劇ド素人にさしたダメ出しはできませんね(苦笑)
まあ、言うなら、最初が早口なのは後が詰まっている尺の問題なのかな(後の会話の部分ではなくなっていたので)セリフが重なるところがちょっと聞き取りづらい部分もあって朗読だからもう少しタイミングずらせたら良いけれどあの速さだと難しいかなという気もする(でも、後からタイミングあってきたし、早口も途中は2回目、3回目くらいは大丈夫だった)気持ちが先走って、声の切り替えが甘かったなという部分はありました、蒼(笑)
なんて思った部分はあります。
まとまらない中で書き進めると、朗読を聞いていた時の私は無力さと後悔にとらわれた人間だったように思います。

道や蒼が繰り返した「今度こそ」彼らのように何十、何百という試行を繰り返した訳ではないけれど、私自身も繰り返した言葉でした「今度こそ」何度思っただろう。
まだまだ若輩ですが、けれど、短くもない人生で、人並みに後悔はある。だから、思っていた、今度こそ、って。去年、何度も何度も何度も。
何かをすれば無力さを嘆いて、でも、不作為を後悔して。
もっと何か言っていれば、伝えていれば、それとも逆?あんなこと書かなければ、伝えなければ、もっとましな、それこそこんなにたくさんの人が苦しむ道なんて選ぶことなかったんじゃないのか。いや、無力な私に何が出来た。無力のままに甘んじたのは誰だ、お前自身じゃないのか。
そんなことを延々考えた。ただ、最終的には生まれるはずだった世界を見殺しにしたことをひたすらに後悔した。
だからなのか、別の世界の彼らを見られて嬉しいのと同時にどうしても殺してしまった彼らの存在がちらついて仕方なかった。
嬉しい、ありがとう、よく頑張ったね。
言いたいけれど、それを言ったら、彼らを殺したことをなかったことにして、これで終わり万々歳と言っているようで、そんなこと口が裂けても言いたくなかった。
後悔にとらわれていたんだと思います。
ただの虚構、物語じゃないか、馬鹿だな、頭おかしいんじゃないか、自分でも思います。でも、スッと出てきた言葉は「殺したくなかった」でした。そう思う時点で、もう仕方ないんだと思います。理屈ではなく。
ちょっと話がずれて、完結編で、書けなかったシーンがありました。最後にとらわれた仲間を助けるために集まったみんなを眺めて、ソラがふっと笑う。
1部で学園長が先生に語ったソラは、元気に挨拶をするような、きっと孤児のみんなの中心で笑っているような少年で、家族を、仲間を、友達を愛するような少年で、ああ、そうか、本当の最初、みんなの中心にいた彼、その後のすさんだ彼、まるで別人だけど、本当は変わっていなかったんだと思った。
あの世界の彼が言えなかったことをポンポンと言う蒼。声の色が変わる瞬間があって、気になった。後から台本を見ると囲われた場所にその言葉があって、
大丈夫、今度こそ助ける、友達だろう。
時間を超えて世界を超えて、遠く、同じで別の存在の口を借りて、やっと言えたんだと思った。

大いなる苦しみと悲しみの世界の彼らの目の前の大切な人になのか、どこかの世界の大切な人になのかにあてた祈りが、こうして小さな、でも、決定的な奇跡を起こす。
いくつもの世界の、いくつもの彼らの祈りは、そこでは叶わなくても、無駄じゃなかった。
それがひかりが言っていた。運命なのかとも思う。
軽視するわけじゃない。でも、私は私の後悔ゆえにとある1つの世界に固執していたんだろうと思う。それは数ある世界の1つで、今、目の前にある蒼や道たちの世界も、私の固執した世界も、私が気づいていない世界もひっくるめて、私が愛した世界だったんだろうと思う。

願うことで考えることで何かを変えられるなら、と梗は言う。祈りだという真帆の力強さ。

考えて、願って、祈って、結局何も叶わなかった。失っただけだった。それでも、願い続けるけれど、それしか方法がないけれど、どうせなら、叶ってほしかった。伝わって欲しかった。そんな風に無力さを嘆く私には、無駄ではないと言ってもらえるようだった。叶わなかった祈りは、どこか別のところで、一瞬の風くらいの何か変化を起こしたかもしれない。

薔子が好きな人に幸せになってほしいと言う。私はそんな善人じゃないはずだけれど、今なら少しだけわかる気がする。ただただ笑っているのを見られることがこんなに幸せなことだとは思わなかった。幸せなんて定義できない言葉、どうして生み出したんだと思ってきたけれど、体感してみると、ああ、これが幸せなのか、なんて思う。
理久がこんな状況でなければ道の話を信じないというのが、別の世界の彼の自嘲と平凡過ぎるくらい平凡な理久が溶け合っていて、周りに気を配ってよく気づく繊細だけど、普通の少年だったんだなって。真帆と梗が愛情に素直でラブラブなカップルをしているのも、蒼がただまっすぐに人を愛するのも、道が恐怖を吐露できるのも、あんな世界でなければこんな風に生きられる子たちだった。

道が笑っていたことになんだか救われて、涙が出そうだった。

この世界に生きることが幸せで、他の世界の自分たちもその世界で生きることが幸せだと思えるように。

運命の光はきっと細かく見ていけば、その光の中にも悲劇があって、こんな人生、こんな世界なんて嫌だという嘆きもきっとあって、全部が全部きれいに収めることなんてできはしない。
私もこの物語で全部チャラだなんて思えない、区切り割り切れる日なんてこない、後悔がなくなったかと言えば、そんな訳ない。たくさん後悔している、まだ無力を嘆いている、悲しくて、つらくて、でも、それを超えて?それもひっくるめて、まっさらに白いきれいなだけではない思い全部を抱えて、でも、私は確かに幸せだったと思う。

作品自体にはもう少し細かく好きな部分があったりするけど、いつか気が向いたら。
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Author:幸橋
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ボイスドラマ・ドラマCD作品の感想メイン(時々舞台など)

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