FC2ブログ

Entries

ガールズトーク

エリィジャパン第一回戦
ガールズトーク/ボーイズトーク

作演出陣
三宅里沙
白井ラテ(青色遊船まもなく出航)
小林光(江古田のガールズ)
石垣エリィ

CAST
三宅里沙
星澤美緒
松宮かんな
真寿美
川島江里奈


※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り

***
前情報をちゃんと見ない私。ガールズトークは4編の物語だとは知っていたけど、どれを誰が担当して(脚本と役者さんどちらも)どの順番かわからぬままに観てました。

最初は前説からの最後にも出て来る作家が、自分たち書いたキャラクターたちに叱咤される。
物語を書け、真っ白な原稿、小さい箱、ここでは自由。
ふわふわしているのにえぐい言葉を使う。
ポリープちゃんも、彼女にあおられて作家が書いたとんでも設定の赤ずきんちゃんも可愛いか!ファックとか言っているのにメンタル弱くて裏アカ7つ持ってるとかちょいちょいツボ。

この流れで繋がっている最後の作家ちゃんとかんなちゃんを書くと、断片的で抽象的な言葉の並びに(ポエムと自虐もしていたけど)解釈が難しかったり繋がりだったりを考えるのは結構難しい。理解がないと共感も難しい。感動があったかというと物語全体には正直不完全燃焼がある。ただ、言葉のいくつかには、何だろう、説明のいらない、ファックという言葉を使うからじゃないけど、ロックみたいなさ、意味がわからないけど、なんでか胸が熱いと思う部分もあるわけで。
このある特定の町に縛られ、役者という生き方に縛られ、どこへも行けない様をここは水槽だと言うのは、言い得て妙というか。
一喜一憂して、狭い世界の中でのどんぐりの背比べに疲弊していつか消えて死んでいく、そんな閉塞感、息苦しさ、そこから抜け出したいという叫び。
それに対して、この世界を否定するんじゃなくて、抱えて飛び出そうと言う言葉は最終的に作家ちゃんが言っていたけど、作家ちゃんだって、それは内なるキャラクターに言われたのか、通りすがりの謎の役者に言われたのか、もうずっとこの町、この世界をぐるぐるしている概念が、作家ちゃんに収束して言葉になったようなそんな感覚。
最後の物語自体がそんな感じだった。過去のかんなちゃんとその演劇仲間と今の彼女たちが入れ替わり立ち代わり(かんなちゃん25歳ver.の顔が変わっているという言い方がツボです)誰かの言った言葉を別の人が言って、誰の考えで誰の言葉だったのかだんだん曖昧になっていくけど、この概念を共有できる人たちが、同じ物語を共有できる人たちがこの町に集まって、概念は巡る。

名前が絶望的に覚えられないのですが、2つ目のお話は、主人公がソラで、訪れたのはホシノさん、相談したいと持ち掛けたのがアイで良かったかな。間違っていても、とりあえず、その定義で。
ホシノさん前だとアイが大げさだという話を合わせ、アイの前だとホシノさんを小ばかにして、望月という男性にレイプされかけたことを同情する。あとからタイトルを見ると八方美人と書いてあって、確かに彼女は極端だけど、それぞれの嘘にならない程度の共感と同調の雰囲気を意味が希薄化された言葉でなんとなく作り上げる、それは周りの女性たちの処世術として身に覚えがあった。残念ながら、私はそれができるほど器用ではなかったけど。
けれど、その分自分の物差しが無くて、さっと自分の物差しを取り出した2人に対して、ソラは地面を這いつくばって物差しを探すけど見つからない。それは悲しいくらいに滑稽な図。ただ、彼女に対してはそこまで否定的にはなれない。その処世術を使えなくて苦労した身からすれば、別に手段としてうまく使えれば良いんだろう。彼女の場合、手段に振り回されているから問題なだけで。
ホシノさんは所謂お局さんみたいな感じで、でも、そこまで嫌いなキャラではなかった。たぶん恋愛について、もはや相手にドキドキして触れたい触れて欲しいというガツガツした感情を持てないというのに共感したからだろうと思う。それでもそういう熱い恋愛話は聞きたい、わかる(笑)
望月のことでアイとホシノさんが言い争いになって、どちらかだけに同調することができなくなったソラが、教育係と無難に回避しようとした瞬間に付き合っていると言ったのは、言いたいけど言えない、でも、言うきっかけがあればすぐにでもという口がわざわいになるタイプの人だなと。傍から見れば憎めないけれど、ソラからすればこれほど迷惑な人もいない。そして言ったのが私も望月にレイプされた、だ。その後にネタばらしがあったけど、なくてももはやここにいない望月を悪者にして2人にすりよる嘘というのは明確で。こんなになっても、下着を嬉しそうに選んでいた相手を悪者にしても、自分の生き方、癖を捨てられない。やはり滑稽。恐らくソラ視点から描かれた最後に出てきた望月は穏やかそうな描写で、アイの言っていた様子とも、ホシノさんが言っていた様子とも違う人で、本当はそこに答えがあったんじゃないのかと思うのに。自分の物差しを使ったことがないからわからない。
好きな話だな・・・と思ったら、予想通りというか白井さんでした。わかりやすい。

ガールズトークだな・・・というか「女子」だなと思うのは、3つ目のお話で。これもあさととうこの二人がタイムカプセルを探していて、死んでしまった幼馴染がさおり?かおり?(思い出せない・・・)で良いのかな?
女子だというのが、2人の幼馴染。あさなのか、とうこなのかが自慢話という程ではないけど、嬉しかったこと、少し得意になるようなことを言うと、自分や家族、親族の話を持ち出して、自分はそれよりも上だと見せつける。ランクを上に見せたい、マウントをとりたい、面倒くさい女性の性。
親が倒産して、親類に預けられて、高校もまともに卒業できずに工場で働いて、それができなくった彼女は、過去、下に見ていた幼馴染たちが等身大に幸せや楽しみを見出していくのを見つめていた。いいねを押していたんだから、最初は嫉妬だけではなかったのかも、強がりや単純に懐かしんでいたのか、それとも、自分に気づいて欲しかったのか・・・でも、いつしか彼女たちが自分より上だと思った時にみじめで見ていることができなくった。
このくだりはもう少し書き方というかセリフがあったのかなと思う。別に彼女のことをそんなに説明しなくても良かったんだけど、いいねを押している、でも、自分の投稿はしていない、だけだと、言葉だけ見るとなんか薄っぺらく聞こえてしまう。その奥をもう少し書き方がないだろうかとは思う。
最後に彼女が昔好きだったおにぎりマンのぬいぐるみを落として、誰もいないはずの山頂でまるで都市のような喧噪がどこからともなく聞こえて来る。そうして思い出す。おむすびころりんという昔話をしていた時に、ネズミたちの巣は黄泉の世界だと。この世界で居場所がなくなった彼女は別の世界に行くために飛び降りた。不可思議な世界の一端を覗いたという終わらせ方は、先ほどの薄っぺらさの空気を軽減してくれたと思う。ちょっととって付けた感が無きにしもあらず・・・自然と伏線が入っていたので、本当にとってつけた訳では無いと思いますが、なんだか表面的な感じがするというか、物語の本筋(死んだ彼女の心理面が表れた部分?)とガチっと組み合わさっていたかというとそうでもない気が・・・SNS投稿の話で終わるよりは良かったんですけど。

女性というのは可愛いのと同時に奇妙奇天烈です。
スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nasanotsuki.blog.fc2.com/tb.php/1139-6cae2328

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

幸橋

Author:幸橋
視聴した作品のメモ
ボイスドラマ・ドラマCD作品の感想メイン(時々舞台など)

【注意】
※私的メモなのと気軽に聴きたいという理由から作品名だけの記事や感想が不親切な記事も多数
※感想が無い・雑でもご容赦下さい
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な感想が多くなる傾向があります

追加の注意書き

感想について

最新トラックバック

カテゴリ

RMR (3)
RNK (1)
108 (1)

フリーエリア

フリーエリア

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR