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箱庭SS~Answer~

http://hakoniwas.web.fc2.com/ssanswer/
Tr.1 スノードロップ
一ノ瀬陽 :嶝崎ミツキ
宮田遥  :葉桜佑奈
エム   :有村まよ
母親   :伊菜
Tr.2 ニワトリ戦争
風雲丸さん :守矢光秀
文平史人  :hie.
先生/妻  :あおいろ
かなと/他 :芯咲ひなた
大人史人  :中嶋有志
Tr.3 夏に咲く花
由都 :斉田みつや
ゆり :あおいろ
祐太 :有村まよ
Tr.4 さざなみの音
渚  :伊達琉太
潮  :芯咲ひなた
波子 :IN9
Tr.5 レイニーエフェクト
歩都    :あおいろ
結     :Chemmy
ハル    :葉桜佑奈
史人    :hie.
シミ    :桃夜葉月
母     :たけはなみれる
飼い主   :松永みとせ
大人の歩都 :mercy
Tr.6 Answer
陽    :嶝崎ミツキ
ハル   :葉桜佑奈
エム   :有村まよ
海人   :桃夜葉月
渚    :伊達琉太
夏妃   :さばこ
遥の母  :伊菜
他    :mercy、松永みとせ


※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り

***
ある目的のために自分と同い年、同じ誕生日の人間を探している魂だけの存在になった陽と、彼にひょんなことから出会い彼の手助けをすることになった遙の物語、「スノードロップ」を始めとした短編(?)6話。一見バラバラのような物語は最後にある答えにたどり着く。

最後に結論を書くと、全く無関係な物語たちが実はつながっていたに挑戦したんだろうと思う。つながりのある話の中に一見ばらばらの伏線を入れて繋げるというのは既に見たことがあり、その収束のさせ方はおおと感嘆した。今回で言えば、自然に伏線設定を物語に溶け込ませるはできていたんだろうけど、最後に無理くり回収した感がどうしても出たかなと思う。
最後は陽からの視点がメインになったので、ちょっと一方的な感じがある。彼とは違う視点、渚や彼の母親からの視点もあるともっと深みが出たんじゃないかなあ、でも、それやると物語が膨大になるかなあ(遠い目)と難しい話ではある。それに付随するかもしれないけれど、個々の深掘りもこれまでの作品と比べるとちょっと弱いかなという気はする。難しいこと要求しているけど、箱庭Sさんにはそれくらい要求しても良いかなーなんて思ったり←
渚が出てくる「さざなみの音」は個人的にはめちゃくちゃ好きですよ。他の話はなんだかんだやっぱり関係性があるなあという感じはあるけど、これだけは全く別の話というか、箸休めみたいな、穏やかで、でも、悲しい美しい話という感じがある。海に入っていくシーンは彼のもろく壊れやすい繊細な精神が見えるようで、きれいだなと思う。誰も自分を知らない究極の場所、安寧の場所へ。
潮の扱いがちょっと難しいですね。存在が単発的で少し浮いている。君はなんでここにいるんだ?という感じと、時々、突然豹変するのは何だか違和感がある。彼女が渚の同じ存在で代弁者であるというのをほのめかす演出があっても良いかな?(セリフにすると鼻につくので)

最後まで聞いてしまえば、主軸の話となる「スノードロップ」最初の話でありながら、実はこれから続く話の終着地点でもある話。
人が良さそうな天然な感じの遥が、しょせん他人なのでという一言はナイフのようだなと思う。箱庭Sさんは時々こういう刃物みたいな言葉を使う。エムも善人を装いながら、声が氷のようになることがある。ふと毒を吐く。

ニワトリ戦争は、この物語群の中でも気を抜いて聞けるというか、これも最初はなんであるんだ?何につながっているんだ?と思う話ではあったけど、意外に人間関係という意味では他の話と深くつながっている。少年のハイテンションな感じとかは箱庭Sさんの作風が健在だなと思う。できる人を選ぶけど、さすがhie.さん(笑)風雲丸さん誰かと思えば守矢さんでしたね。最近あまり見かけなかった気がするのは私が行き当たらなかっただけだろうか。
気になっているのは、レイニーエフェクトの遙の降らした雨が多くの小学生を死なせたという点なんだけど、これはこのニワトリ戦争の雨天中止による呪いのことなんだろうか?ただ、日付が微妙にずれている気がするんだよなあ、気のせいかな。でも、他に小学生が雨によってたくさん死ぬという説明はないしなあ。

夏に咲く花は、ロボットが出てくる割に時系列的には一番古い話なんだよね。実はこの話は、未だにもやもやしている。物語の構成とかわかりやすさの問題ではないから、個人的な好みの問題なんだろうと思うけど、先生の主張が押しつけで横暴だ。確かに論を聞けば一般論としては正しいのかもしれない。でも、当人の祐太にとってそれが幸せかどうか、不幸かどうかなんて、どうしてあなたがそこまで断言できるんだ?せめて祐太の理解を得て欲しかった。何の承諾や納得も得られない中で唐突に電源を抜く、それが本当に正しい?それを由都が正しいと決めつけ、納得するのは違う気が・・・としっくり来ない。
マリーさんの別れの寂しさよりも出会いに対しての前向きというか時間感覚が人間と違う故に苦しむことなく幸せそうな感じは描けているのかもですが。マリーが苦しまなかったとしても、祐太への行いが正しいになるのか。最後に救済とは違うかもしれないけれど、祐太の魂は彼にふさわしい天使という永遠の存在を得ることはできたけど。

「レイニーエフェクト」は子ども視点が強い。視野が狭くて自分のことばかりで、でも、その狭い世界、感覚の中で必死で。
それまで物腰柔らかだった結の不可思議な出来事への「信じないよ」の断言が冷たい。段々むきになっていくところに苛立ちながら、でも、どうしてこんな拒否するんだと思う。
天使の頃の遙が出てくる。スノードロップは春を待つ花。別に死を願う花として、スノードロップが好きだと言ったんじゃない。天使は体がない魂がなるもの。だから、祐太も天使になったのか。彼は体を持たないから。
そっとしておかない?のツッコミは確かに(笑)と思う。こういう場なのになのか、こういう場だからなのかくすっと笑ってしまう。カフェオレ先輩が結に不思議なものを信じさせたという意味では偉大というか功績大きいんじゃないかな。最後まで謎な存在だったけれど。

「Answer」は本当にこれまでの答え合わせであり、陽の答え。親友だった渚を苦しめるもの、自分を苦しめる母親、全部に敵意を向けて、自分のことしか考えられなかったのに。
渚が死んでしまったことを、引っ越しちゃったんだね、の陽の言い方が悲しい。
渚の声不思議な感じに響く声だなと思ったら、そっか確かに伊達さんの声ですねえ、伊達さんも最近あんまり出演作にかち合わないなあ。
びびったわという海人の泣き笑いで、怯えを隠した感じが、臆病で優しいあたたかい人だなと感じる。
生きることについて学んだのは遙の方がしっくりくるかもしれない。自分の陽を死なせたくないという思いのために、遙という少女の母親を振り回し、彼女を心配させたくなくて頑張った遙という少女の思いを冒涜したことに罪を感じる。そんな生が尊いと思う。
エムが祐太の頃と混ざって一人称で混乱するのが可愛いなあ(笑)
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幸橋

Author:幸橋
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ボイスドラマ・ドラマCD作品の感想メイン(時々舞台など)

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※私的メモなのと気軽に聴きたいという理由から作品名だけの記事や感想が不親切な記事も多数
※感想が無い・雑でもご容赦下さい
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な感想が多くなる傾向があります

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