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声優朗読チャリティー「文芸あねもねR」Vol.2 「流水と砂金」

さくら/釘宮理恵、瑞樹/佐藤聡美、実/ささきのぞみ、ハル/田中敦子

※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り

***
金持ちの男の所有物としての高品質の妻となるためだけに育てられている良家の女の子たちが通う学院。
逃げ出すことを夢見ながら、その運命に逆らうことなく、ただ結婚ができる16歳という年齢を怯え、今を慈しみ、僅かな少女の期間を壊れやすいガラス細工のように大切にしながら生きている。
そんな中に外部から天使のように、それでいて生気に満ち溢れた天使のような女の子実が転入してくる。

実と仲良くなるさくらは血の繋がりもない、母のおそらくは恋人であった女性ハルと住んでいる。そして、ハルに恋心を抱いている。
もしかしたら、それは恋心というよりは執着に近いのかもしれない。
でも、さくらが恋愛感情を抱くのは、女性。それは本妻ではない、よその女に子どもを産ませた父や、将来的に自分を物として所有する男への嫌悪感なのかもしれないけれど、そこまでは別に描かれない。ただ、彼女が好きになったのは、ハルで、実だった。
実も自分と同じ女性に恋をすると知ってからキスした後の、幸福感なのか高揚なのか声が感情で震える直前のようでいて、夢を見ているような茫洋とした雰囲気もある声が、すごいなと思う。
女性の同性愛ものは耽美に行きがちだし、設定としてもこの話もそういう雰囲気を狙っているんだろうけど、限定的な女性像への嫌悪感があまりない。相手をただ求めるというシンプルな欲望がわかりやすい気がする。
ただただ女の子なのに、その奥にある自由に生きたいという切実な願いが悲しい。逃げ出すために、自分として生きるために、そのための服を買い集める。
瑞樹なんて30年を耐えると書きながらやっぱり助けてと救いを求めるところが女性と少女の狭間でもがき苦しんでいる感じがする。
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Author:幸橋
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※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な感想が多くなる傾向があります

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