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メリー・デッドエンドゲーム

http://merry.deadendgame.idearoom.jp/

【背反編】
橘こむぎ / 千野いあ / みや。 / 彩透瑠津 / INORI
KAZUMA / ユキト / 中嶋有志 / 棗いつき

【恭順編】
由比春都 / 神崎智也 / 開道結子 / 天合正太郎 / 結崎有理
雪城あゆむ / 音枝優日 / ほよくぬ / らっど。

イラスト 縁ちよ・水無宵クウカ / 動画 みや。
作編曲 ぽて子 / 作詞 結崎有理 / 歌 Nanao


※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り

***
iDearoomさんの十八番と化してきたデスゲーム。背反編と恭順編の2編で構成されていて、どちらから聴いても良い仕様。
一応、迷ったら時系列である背反編からの恭順編が公式が勧める聴き方らしい?
ということでその順で聴いて、納得したけど、できるなら逆でも聴いてみたかったなと思う。
恭順編の方がエンドっぽいエンドなんだけど、初めいろいろ状況がわからず聴いたというのもあるものの、背反編の方が緊迫感を感じて、人が殺される前とかだいぶ心臓に悪い。
たぶん背反編では、これまでのデスゲームと違って主人公が完全孤独で仲間や心を許せる相手が皆無で八方警戒しないといけなかったのが良かったのかなと。
ちなみにゲームマスターの声が個人的にはちょっとエフェクトかけ過ぎな感じがして、聴きづらかったかもな。もう少し声の輪郭がはっきりしても良かったかも。

瀬戸はやる気無さそうに気が抜けて平坦な割に自分の思い通りにならないと苛立ちがわかりやすいし、自分が主導権握りたい、これまで頭の良さで人間関係放棄してきたんだろうなあというのはすっごいわかりやすくて、絶対お近づきになりたくないけど、聴いている分にはその苛立ちが面白くて、誰が演じているんだろうと思ったらINORIさん?久しぶりにお名前見た気がする。こういう演技だったっけーもう少し正統派の青年役とかが多かった気がするんだけどな。
こういう状況ではあるもののすっごい神経質な人が多い(恭順編もだけど)主人公の海里も瀬戸のわかりやすさに埋もれてしまっているけど、壁や天井、ソファ、椅子と何でもないような部分を事細かに見ていくのが、この子も普通じゃないなあと探索時点で感じる。一緒に探索した瀬古が大ざっぱだからなお目立つのかもしれないけど、瀬古はあれは海里があんまり色々触らないように忠告しているけど、何も探さないのはゲームマスター側として「何もない」と知っていたからなんだろうな。でも、そういう「何もない」状態に甘んじた手抜きが最後海里が許せなかったところなんだろう。
最終的にはゲームマスター側だから大きな態度とれたという事情はわかるけど、最初は若い十代組ほど短気が多くて、若いというのは恐いもの知らず?という感じ。
瀬戸の楽しそうに大和をそそのかすのが恐いな。でも、これ、自分殺されたら終わりだけど、海里が出て来なかったら自分で種明かしをするつもりだったのか。
カップル、特に大和の方はすぐ殺すとか言うんだよな。殺さないと出られないというのも、彼女の樹里を殺したいと言う時も。でも、そういう人間ほど、本当は殺すことの意味をわかっちゃいないから、実際それが起きると動揺する。
樹里は殺されそうになっているのが自分なのに大和に逃げてと言っているのが、確かに面倒くさい女だけど、健気だなと。大和が好きなことそれだけは確かなんだろうな。とは言っても、罪悪感もなく息をするように人を貶める(たぶん人の気持ちとか何も考えてない)部分は、怒りや苛立ち通りこしていっそ清々しいというか、ぽかーんというか。
カップルが殺された時に、二人も犠牲になったのに、瀬戸もクリアじゃない、その時はまだ野次馬と思われていた海里は自分が殺したからカウントはないという徒労感だけが残る結末。
律華もサイコパスだけど、お気に入りではある。最初は無感情な少女という感じだったのに、楽しそうですを本当に楽しそうに言った瞬間からお前もそっち側の人かーと。海里を殺そうとした時なんてもう仮面をかぶるのもやめて死ぬよ死ぬよと言う感じが理性ふっとんで幼児化してる感じすら受ける。
その後の海里だけが楽しみましょうをそのままの意味で言ってるんだろうなと思う。ゲームマスターすらそのままの意味で言うことはできない。どこか濁りが入る気がする。殺すこと、殺されること、見届けること、それらを楽しむメリー・デッドエンドゲームを楽しむとまっさらに言えるのはたぶん彼だけ。と思わせる橘こむぎさんのあの一言が一番やばいと思う。
茉莉が匂いの強いお茶を淹れてから、なんか音のはずれたオルゴール聴くような変な噛み合わなさを感じるようになる。何か仕込んでそうなのがわかりやすくないかとか。常識人かと思った絢子が恍惚さすら覚えて茉莉を殺していく。壊れていく感じがする。
おねえが変貌するのは破壊力があるな、静かにとかイケメンかと。
でも、ゲームマスターの顔を見せた真城が当たり前のように自分の優位性を疑わずに行動していて、そして、海里に返り討ちに会うのがバカなのか?と。このゲーム、最後に頭が悪い人が残ったのでは・・・
ここで人を殺したいという本性が現れた海里がもはやすっごいえぐいクレーマー。本人は本気でゲームを楽しもうとしてたのに穴だらけ、ルールはあってないようなもの、ルールの支配下でやるからゲームは面白いのに、ふざけるなという感じで、リアルにゲーム会社にクレーム入れているようなもの。これを普通のゲームとして見れる彼がもはやおかしいんだけど。ある意味生き残った海里すら誰も救われない。
長編のわりにと言えば良いのか、長編だからと言えば良いのか、印象としては途中まで結構淡々と機械的に進める印象を受ける。その事象に対しての無機質なシンプルさというか、もっと劇的にしてやろうみたいな意図を感じさせない創造主(作り手)側の肩の力の抜け方というか、そこが恐怖を煽ったのかもなという気もする。人間の残酷さ、狂暴性をもったいぶらずにサラッと出してしまうのがiDearoomさんだなと思う。
もっと痛がり苦しむ死に方があると思ったけど、そこはそうでもなかったらしい(だから、直前が一番恐い)痛みというインパクトより恐怖という物語をとったのか、やり過ぎると年齢制限がかかるからなのかはわからないけど。

恭順編は背反編よりももう少しちゃんと整ったデスゲームではある。形式やルールは踏襲して、エンジニアの常盤木を雇って、本当に首輪に細工してルール違反を粛正できるようにしている。
めちゃくちゃ皆が説明不足だってゲームマスターに文句を言っているけど、死にたい人、殺したい人、見届けたい人を募集して集まったという前提でそれ?と思ったけど、後々聞くと集団自殺サイト風のところだったのか。今回は多くは死にたい人で、死にたいけど、殺されたくない。死にたいけど、殺したい。というところが実はあんまり腑に落ちていない。前者はまだわかるけど、殺されたくないから殺すという徹はまだわかるけど、殺された血しぶきに芸術を感じる寛人が死にたい人なのは・・・どういうこと?
悠生が武器見ても平静だなーと思ったら、ゲームマスター側の人か。最初の海里が何も知らない一般参加者だったから、別の視点をと思うなら、確かにそういう立場になるかも。その分、精神的に追い込まれた感じは少ないので、確かに参加者は背反編よりは頭を使っている。
常盤木がびっくりするくらいフラグ立てすぎで逆に笑う。自分は高みの見物するつもりで、かつ、一方的に殺したいとも思っている、わがままだなあ。というか、自分は特別だと思っている。瀬戸よりももっとわかりやすい根暗引きこもり感。
恭順編の参加者はわかりやすく神経質な人が多い。その分考えてはいるんだろうけど。
寛人がめちゃくちゃわかりやすく閨を口説くのが悪い男だなあと、絶対企んでるだろう。それに引っかかるお嬢様かつ愛に飢えている閨はちょろくて逆に哀れ。
都築はおっとりしているけど、あっさりと残酷に人を追いつめる。平静過ぎておかしいなと思うけど、ゲームマスター側なら仕方ないか。でも、たぶんそれだけではなくて、自分が法花と常盤木を撃った証拠の銃を持っていることを知っていて庇わない悠生に、裏切るのねの一言で諦める。彼のことを暴露したりもしない。彼女こそ平等に自分をデスゲームに置いている。正常な感覚は壊れていると思うけど。
最初から口うるさい徹のずっと変わらない頑なさに安心感を覚えるとはなあと思った矢先に、すぐ殺そうと言うから、君は人の期待を裏切るのがうまいよね(遠い目)と思う。それをスッと言える君はやっぱり正常さからネジがはずれている。
法花の常盤木への罵り方がえぐすぎて、君、そういうのどこで覚えてきたんだよ・・・と。でも、親の愛情が薄いという地雷を都築が踏み抜いたから、そういう家庭環境かつ周りの環境だったんだろうなと。だから、ぐれてはないけど(見た目あれだけど)達観した感じの子になってしまったと。まさか教祖とか言い出すとは思わなかったけど、小吹はでも彼に救われたからあながち無駄でもなかったんだろうな。小吹は恐がりだけど、銃持ち歩くくらいには思考できて、悠生をまるで清廉潔白な男の子だと自分の理想押し付けて推しだから守るとか自己完結した春日井よりよっぽど冷静に寛人の本性を見た時に彼を逃がしている。
女の子が良いって言う徹が基本的に気持ち悪いって確かになあ。春日井に対して成人済に興味ないって言っている時点で、お前、そういう、確かに女性じゃなくて若い女の子好きな発言していたしなあ、気持ち悪いなあ。あれ、でも、確か、お前、教員・・・と嫌な予感をした瞬間に、女児の盗撮で首とか、本当にそういう期待を裏切らないよね(遠い目2)ほっぺにふれられない、つらいが本気と書いてマジに聞こえて、無意識に白い目を向けたくなる。本当に気持ち悪いなあ(笑)(褒めてるよ、たぶん←)
春日井はずっとただのきれいなお姉さんという感じだったけど、演じているのが確か音枝さんならこのままじゃ終わらない気がするなあと思ったけど、最後に徹をなまりでどつくのが、これまで延長線でありながら変化があってすごいな。君、田舎からのおのぼりさんだったのか。
徹の殺し方がちゃんと探索時の入浴剤とか洗剤とかを見つけたのが伏線になっていて、ナイフで刺すとか銃ぶっぱなす以外の頭使ってる。
寛人はサイコパスとかめちゃくちゃ叫んでいるのよりやられる方が良いなと思う。叫ぶ系は常盤木とか徹とかもいるんだよね、結構。ちょっとこの辺りはギリギリの極限状態での反応が被るキャラが背反編に比べて多かったかも?
背反編に比べれば整然としたゲーム、騙し合い、殺し合いだけど、最終的には人の卑怯さに足元をすくわれる。切り裂くことをポリシーとして銃はポリシーに反すると言いながら寛人が持っていた銃に悠生がやられるとか。
別に人格判定している気はないけど、そういう人間の弱さ愚かさ汚さを嘲笑う創造主(作り手)を感じてしまうような。

悠生からすれば死よりも期待はずれという言葉の方がトラウマで恐怖の対象なのかもしれないな。
ゲームマスター側であってもルールの下に公平。公平さゆえの残酷さ、海里が望んだ通り。

ただ、でこぼこだらけの穴だらけの背反編の方が興味深いなと思う。もちろん、あれで終わったら、何してんの・・・と思うとは思うんだけどね(苦笑)



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Author:幸橋
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ボイスドラマ・ドラマCD作品の感想メイン(時々舞台など)

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※私的メモなのと気軽に聴きたいという理由から作品名だけの記事や感想が不親切な記事も多数
※感想が無い・雑でもご容赦下さい
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な感想が多くなる傾向があります

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