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公衆便所譚

http://dorothee.schoolbus.jp/project3/

キャスト
鬼丸:日暮惣太
箱女:愁閭ひいろ
キャロル:日ヨリ
祥林:更科真都
ゆかり:浅見ゆい
___ エキストラ
相坂陸 いちろう T-182
hie. 冬彦
焼死体の出た公衆便所に住む浮浪者の鬼丸と箱女、そして、女装ホステスのキャロル、ブティックで働く中国人の祥林と体の弱い少女のゆかり、底辺で生きる彼らの生き方と出発のお話。

と、少しきれいめに書いてみましたが、タイトル見て下さいよ、公衆便所ですよ、それも焼死体が出た。そこに住む鬼丸と箱女はまだ少年少女の年頃で、そこに捨てられて生きています。血は繋がっていません。そして、既に体の関係も持っていて、特に箱女はその行為の意味すら知らず、服をくれたキャロルにも躊躇う事なく同じ行為をします。

ボイドラ界の異端児と言ってしまってもいいくらいに毎回どぎつい設定と世界観を入れてくる明智さん。
イラストも良い感じにその世界観を表していて、ぱっと見、聴くのが及び腰になってしまいます。
想像すると絶対気分の良いものなはずないと思ってしまうじゃないですか。

鬼丸もたぶんキャロルと肉体的な関係持ちましたし、祥林も男と性行為はしていました。男娼とまではならなかったようですが。
ただれた関係や汚い言葉もばんばん使う。

なのに、不思議な事に不快感が無いんです。だから、さくさく聴ける。
鬼丸とキャロルが互いに気に食わないと思っているのに、互いに憎みきれなくて。
箱女は死んだ浮浪者を笑うような子だけど、本当はきれいな服を着たいと思っているし、公衆便所が帰るところだと言うくらいには帰る場所・家に憧れていて、海が見たいという子で、鬼丸は何でもやったけど、知人の死に激しく動揺するような子で、等身大の子たちだった。キャロルは奇抜なキャラクターをしていたけれど、情が深い人だし、祥林はおどおどしていたけど、ただ寂しくて、同じく寂しいゆかりを愛していて。ゆかりも世間を知らないなりに彼女の全てで祥林を愛していて。

私が言うとなんだか安っぽいですね(苦笑)

ただ、最後まで聴いてこの作品がむしろきれいだと思えて来る不思議。

明智さんはきわどい作品を作りますが、人にちゃんと聴かせるきわどい作品なんですよね。
ただ奇抜奇怪なだけではない。
そんな明智さんの真骨頂とも言える作品でした。
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