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視聴note   ナイトメア・アポカリプス

2018_01_02 .Tue
殺戮系男子症候群  
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http://ukamukowai9.wixsite.com/nightmare-apocalypse

神代那岐    やましろもえ
七瀬直純     野崎雨汰

キルビリー    永井晶
ロッキンロビン  しぐれるぅ。
柏木友樹    浅沼諒空 
新条螢      モモサキモヤ
前田蒼太 / 黒澤将嗣  
           只野タカノブ
木崎透治 / ごじゃっぺ

​上野咲菜    ちそら
梶原央子    水瀬うみか
森田あおい   宮村夜
木戸愛実  雪埜
進藤真央 / 木崎透子    
          狛原ひの

星野星香 犬神あう 汐瀬悠里 江口舞
壱見雪景 遊佐ユウセイ ふじさきたくみ
pen  市原セラ  清宮一樹

  T-182  阿井しょう 紅茶好きの人
 菅野あすか 紺碧ノ空  けー助 いし
  沼端ひさの 鈴井里沙 谷風結香
 
         特別出演
   愛音録  山原水鶏   蠍媛
 桃色そにあ  御神  hana10  脳無々

【注意】
※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り
vol2まで

修学旅行でのフェリーで突如として赤くなる空、そして、乗客を襲うゾンビたち。
高校生の七瀬と前田を救ったのは刀を持ってゾンビを倒す同じクラスの神代那岐だった。

メモし忘れた事に気づいて、ちょっと絶望しているナイトメア・シティインテグラルのスピンオフ作品です。なので、襲ってきた相手に関しての設定やパラレルワールドの設定など、たぶんそっちで説明されているのかと思うので、わからない部分は多々あるものの、これは異常に巻き込まれた人々、容赦ない選択の余地もない神様のお遊びの中で木の葉のように漂うしかない人たちの話、という感じがします。

主要キャラだけならそこまで多くはないものの、サブ的なキャラにも名前があり、作品自体にボリュームがあるので、彼らにもそこそこシーンが割かれているので、キャラの把握がちょっとしづらいですね(サブやほぼエキストラに関してはそこまで説明するつもりもないでしょうし)同級生やフェリーの従業員はなんとなく文脈からあそこに出てきた人?という認識は出来ます。それで良いのかなという気はしますね。
ただの「人」ではなく、一応は固有名詞、その他と区別するものがあることで、彼らが失われる事で、無常と喪失を感じます。
vol2の途中からはメインが結構描かれてくるのですが、それまではむしろメインのドラマよりも脇にいる彼らの死んでいく様と堕ちていく様が生々しいんですよね。いじめていた先輩を殺したり、異常な状況に感覚がくるってしまった同級生たちがゾンビ化した先生を的に銃を撃っていたり、流れ弾に当たって苦しんでいる生徒を何でもないように扱ったり。
上手く書けないですが、異常が普通になってしまった世界はこんな感じなんだろうなと。
そして、虐げる側だった武器を持った生徒も次の瞬間にはゾンビに襲われて殺されたり、強者と弱者の関係があっという間にころころ変わっていく。

突然現れた存在を殺し殺されるので、説明がなかなか入れられないせいか状況把握も少し難しいですね。
今の攻撃は誰がしたのか、その攻撃で誰がどれくらいの被害がもたらされたのかがその後のシーンを少し長めに聴いてみないとわからない。
それにストレスがないなら、手探りな感じもまたねっとりと重みをもって絡みつく恐怖の一要素でもあったりするのですが。

今のところスポットを当てられたのは新条と柏木。むしろ、柏木と木崎に関して描くためにこんな壮大な舞台を用意したんじゃないかと思うくらいです。死にゆく姿が生々しい祖母、本当は大好きだったはずの彼女に対して暴言を吐く新条の後悔、死はいつでも訪れるものという感覚と同時に惨めさ・忌避、あんな風には死にたくないという抗い。
それまで、いつも上から見下ろしたがっていた彼のありのままの感情が出てきたことで、彼もこの舞台に他の人と平等な形で立つことになりました(最初から立っていたはずなのですが、彼自身がそれを正しく認識してなかったのでしょう)

そして、柏木と木崎ですね。イラストとキャラ説明に想像していた木崎の第一声が間が抜けた少年の声だったのが、予想外過ぎましたね。
共感はどちらかと言うと柏木ですかね。彼ほどのプライドや負けん気はありませんが、コーチにいたぶられながらも部活を続ける事に対して、負けたくないという気持ちと同時に惰性があるというのはわかります。
やめる事や今の位置を失うことで、今までの努力が無に帰すのではないかと恐れる気持ちも。

木崎は明け透けなもの言いをしますが、単純に自分の関心事項以外は大きく劣後してしまうんだろうなとむしろ無視する。自分の価値観で判断して、社会的な事を気にしない。
そんな彼が強く興味を頂いたのが強さだったんですかね。だから、強さを教えてくれない叔父を殺して、自分なりの強さの意味を導き出した。でも、叔父が好きでもっと好きになりたかったと言っていたので、殺した事には別に彼なりの思考回路があるんでしょうか。
そして、叔父を殺した奴を殺すと言った彼のあの発言は演技だったんでしょうか。そんな演技をする人だろうかというのが今も疑問ですね。叔父を殺した時の自分を何らかの形で消したいのか負かしたいのか……
柔道の授業のシーンは壮絶ですね。柏木がやられるシーンもですが、もちろんその後が。
2度目はない、この瞬間、この1度きりの機会で相手を圧倒し、叩き潰す事が出来るかどうか。
まるで動物のようですね。今ここだけで、過去も未来も無い。

再会した時、周りの同級生はなぜあれを見て彼を普通に受け入れられるんでしょうね。もう数年経っているから?
柏木の部屋に来てからの彼は媚びを売る訳では無いのに色っぽくて、女性との性行為がめんどうくさいというのはそれはそれで彼なりの理由があって、その理由が彼らしくて納得してしまいました。
男じゃないとダメと頑なに言われるよりも説得力がある(笑)
恋や愛情というよりもほんと依存関係なんでしょうね。木崎だって柏木の部屋に来たのは、何かしら彼への依存があったからと思わずにはいられないんですよね。柏木自身は自分から木崎への依存しか認識してないようですが。

時間的なボリュームもありますが、エキストラやサブにも結構重みがあるので、じわじわ締め付けてかつ上から圧縮するような重さがあります。
そして、案外ちょっとした一言が話の根幹となるセリフよりもさくっと刺さるんですよね。
血が出てるのを見ながら、あ、なんか刺さってるなと他人事のように思いながら、たぶん致命傷だなと諦めるような感覚というか。
この作品が好きか否か評価して良いのか否かそういう判断をつけようとすることを諦めたんでしょうね。

Vol.3

アポカリプスはこれで最後です。

だいぶ記憶が薄れて来てて覚えているか不安でしたが、ちょいちょ聴いている内に思い出してきました。
柏木とキルビリーの成人男性(キルビリーは成人とかという定義して良いのか?)2人がそういう関係性にならないんじゃないのかなという予想をぶった切ってあっさりそういう展開に転がりましたね。柏木もちょっとその辺りの関係性ネジ外れてる感があるので、その場の後腐れない感じがこの2人ちょうど良いというか合理的な関係だなと思っていたのですが、後から情が移ったってそっちの意味でかと。
普通にBL持ち込んで来るので、別に良いんですが、柏木はまだしも、キルビリーはそういう恋愛?というと安っぽくなりますが、そういう感情・関係性には無縁かと思っていました。発情とかそういう動物の本能に近い感じならわかりますけどね。でも、情が移ったと言いつつも特殊な状況に生きている彼ですから、ただ、殺さない守る対象(+性欲を満たす相手)というあっさりした印象を受けます。
そういえば、誰かが柏木とキルビリーを推していた気がしますが、どうせだったら三角関係キープが良い、面白いので(笑)三角関係という言葉がこんなに似合わない3人もないですが。

恋愛と言えば、那岐が七瀬に興味を持ち始める感じの描き方が丁寧だなと思います。殺し殺さればっかりだと逆に作品全体がノイズのように単調な印象を受けてしまうので、こういうじわじわ関係性を深める描写があるのは助かります。クールダウンの意味でも。
極端な関係性、極端な発言の中で、等身大って大事だなと思います。那岐もこういう面では不器用だけど普通の対応しますし。女の子なんだなと思います。
でも、これがいざ戦闘状態になるというか、異常な環境になると、那岐は簡単に関係性を切る、目的を優先する。邪魔をしなければ守るけれど、目的を果たす邪魔をするなら七瀬を簡単に斬るし、七瀬もそれがわかっている。だからこそ那岐だなという気はしますが、普通の少年には残酷ですね。

新条がたぶんこの中でももともと頭良いから落ち着いたら一番まともなことを言い出したなという印象です。那岐のこともあって進んで危険につっこむ七瀬を心配していて、冷静に意見を述べる感じが最初とは大違いです。少年は成長するものだなと思います。
前やんは逆に最初から登場すると空気が和むので希少な存在ですね。戦闘の場でもクスッと笑ってしまうところがある。彼がいるとある意味安心する、と思っていたんですが、最後までは生き残れなかったか。
まさかの新条を前やん助けようとして、それを逆に新条が死ぬまで守り続けるという図が本当に最初は全く考えられなくて、でも、七瀬とはまた違った良い二人組だなと思います。最初からあった関係性ではなく、この物語で作られた関係性だから尚更見て来たものとしては感慨深い。
最後まで前やんはこの物語の良心だったな。逃げるところもあるけど、それも自分を守るためで、なんだかんだ自然と誰かを守っていた、そういう少年だなと。

前やんを楽にするロッキンロビンがやっぱり一番しっかりしているし、かっこいいという表現があっているのかはわかりませんが、頼れるなとは思います。そして、ちょいちょい物語の本筋に戻してくれるのが有難くはあります。男性2人が盛っている時もこれをどう収束させるのかと思っていましたし。

最後の最後まで七瀬が那岐をどこまでも女の子扱いして、彼は案外メンタル強いし、男前な面がありますよね。そういうどこまでもめげずに普通の女の子として扱って来るところに那岐もほだされて、信じるようになったのかもしれません。自分が捨てた普通の女の子の部分を彼が何度も何度も持ってくるから。

柏木が死にかけた時の木崎の幻影が言う言葉は聴くとほんと倫理的にはめちゃくちゃ破綻していていかれているのですが、この場ではきっと何よりも一番人を生かす言葉なんだろうなと思います。最後の最後に人を生かすのは人として、自分としての誇り、誰かに勝て、敗者になるなという誇りでしかないと彼は知っている。
そこからの柏木のキルビリーへのどうして生きているんだって問いかけに笑ってしまった。ひどいな(笑)生きててよかったじゃないか。ついついそう言いたくなる気持ちはわかりますが。

最後は実は何を倒したら終わりかがよくわからないので、終わったのかどうかすら曖昧なまま終わりました。少女の声を持つ存在をこの場で消したら、ナイトメアシリーズ自体終わりでは……むしろ、那岐の戦いも終わりでは……(にわかナイトメアファンにはここら辺よくわかってない)

その後の柏木の様子は、そりゃあ、あの事件でおかしくならなかったら逆におかしいとは思います。何度も鳴り響く木崎の声は、現実なのかまた幻なのか。扉を開けない限り、幻にはならない。帰ってきたのだと思える、まだ彼が存在していると思える。他に寄る辺ない彼は現実に向き合えないまま扉は開かない。感動のご対面! にはならないと思ったけど、やっぱりか! 少しくらい会わせてあげても良いのではと思うくらいには彼には同情している。
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