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視聴note   シロのたびびと

2017_10_31 .Tue
おにぎりワゴン  
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http://onigiriwagon.sakura.ne.jp/kuroshiro/

【注意】
※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り
クロの旅人とシロのたびびとのセット作品のシロのたびびとの話。
シロのたびびとは記憶がない、けれど、この世界にいる魂の記憶は知っている。この世界にいる魂は二度殺された人間たち、彼らの真実をシロのたびびとは語って聴かせる。

基本的にはクロの旅人で殺された人たちが出て来て、彼らの人生とそして彼らが死んだあとの話を聞かせています。
だから、クロの旅人では彼らには踏み込まなかったのかと思います。
一番意外だったのはやはり一番あっさりしていた1話目でしょうか。男がなぜ妻に優しくし始めたのかは同情だけではなかったし、妻も彼を殺すことで全て清々したという訳では無く、抜け殻になってしまった。
でも、別の女との間に出来た子どもを生き甲斐にして生きていく。
双子は弟の方は成仏をしなかったから、ただただ救われるだけではなかったと思います。でも、1人が嫌で大好きな兄の傍にいたいがために自由を語っていたけれど、それが本当に自分の意志になるというのは一番共感できることでした。そんなの真似事だ、それこそ刷り込みだという人がいるかもしれないけれど、入り口が遠回りだっただけで、そこには嘘が無いと思う。
なんだかほっとしたのは祖父が若い姿で出てきた時、最後は年老いた姿になったけれど、本当に彼は殺された時は何もわからない状態だったんだと知って、もしかしてもしかして……という不安はなくなりました。

シロのたびびとの話はこう言っては陳腐に聞こえますが、救いの物語だと感じます。
淡々とした穏やかな語り口でシロのたびびとと彼のお供によって人々の真実が語られて行く構成のこのお話は起伏が少なく、聴きようによってはつまらないと感じるかもしれない。
でも、ひたすら穏やかで登場人物にしろ、クロの旅人を聴いて救われなさを感じていた聴き手の自分も救われて行く感じがする。
なんだか物語自体から救われたい救われたいと聴こえて来そうな気すらする。

最後に出てきたのはクロの旅人。
互いに羨ましいと感じる2人。記憶が無ければ、記憶が欲しい。
彼らは神の言葉に従って自身が救われる道探しましたが、最後の最後で彼らを救ったのは、神でも何でもなく、願いを持った者同士。
願いのために他人を犠牲にしたと言っても良いような。
交換しようと言ったシロのたびびとの声が好きです。そこにはずっと穏やかで無にすら感じる彼の欲があった。欲しいという思いがあった。

特典ページにもあったけれど、シロとクロは交換を繰り返している。それはきっと神サマの手のひらの上で遊ばれているような。
最後のシロが目覚めるシーンでなんとなくぼんやりとは感じていたけれど、それでもやっぱり私は救いの物語だったと思うんですよね。
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