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視聴note   エンドロンド - Omnibus Reading Stories Ⅲ -

2017_11_04 .Sat
エコーテイル  
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Cast :
 開道結子 [ @yukko_0w0 ]  
 雨宮梅子 [ 梅々あめあられ。]  
 高橋そら [ 光の雨ブリランテ ]  

Extra Cast :
ひげ太郎 [ ひげのぺ~じ ]
高野ぱぐ [ ロジウラノ犬小屋 ]
嶝崎ミツキ [ 幻燈ワルツ ]

【注意】
※感想が不親切、というかメモだから意味不明
※ネタばれ有り
※作品に抱いた違和感を考察する事が多いので、結果的に批判的な部分も有り
3編の朗読集。

皆さん美しい語り口だなと思います。
1つ目のドロップアウト症候群は開道結子さんという方でまだ出演作は聴いてないかな。
内容がなんだか共感してしまう。現代人には誰しもが思うものなんじゃないだろうか。情報の波に乗って来る他人の幸福な様子や正論に辟易して、自分はそんなものに丸め込まれないと優越感を味わいたいけど、それが矮小なプライドだとわかっている。
もうこんな世界から自由になりたい、でも、何かしら傷跡は残したいから、自殺なんてしてみるけれど、自分が消えてもどうせ世界は変わらないという諦め。そして、本当はそんなことを夢想するだけで自殺なんてことすら出来ず、惰性的に過ごす日々が続いて行く。閉鎖的な息苦しさがありつつも一方でさざ波のような心地良さもある感じ。
2つ目はたぶん千秋楽を迎えた女優の物語。カーテンコール。雨宮梅子さんですね。どこまでも近くに近くにと密に寄り添った役と1人で静かなお別れをする。私は役者ではないですが、夢のような想像の世界から現実に戻る感覚はなんだかわかります。
直ぐ近くにリアルに感じた存在と離れて少し穴があいたような空虚さも感じながらまた歩いて行く感じ。女性というよりも少女という感じなので、大人の女性のしなやかさよりも爽やかさが勝つ雰囲気ですかね。
3つ目は大原さんらしい少しSFな作品。LAST PAYLOAD。ある夏に大学の仲良し6人?が集まってロケットの発射台を作ることになった、その中の1人の書き綴る日記。大学生がロケット台?そんなことが出来る科学技術のある世界なのか。でも、材料は周囲から集めて来るという。その中の2人が結婚した時にも、語りての彼女がこの夏までには何が何でも結婚したかったと語る。穏やかな始まりの中に現代と似ているのに少しだけずれを感じていく。それが突然崩れたのは、何かが壊れる音と、説明も何もない中零される悲痛な言葉が続く数日。事件が起きたその日ではなく数日後に説明が始まったのは彼女の動揺をより感じるものだったと思います。
仲間の1人が頭の狂った男に鉄パイプで殴られ殺された。仲間の内に立ち込める重い空気。狂った人間なんてそんなに簡単にいるものなのか。
そして、やっと明かされる、地球に大群の流星群が迫っている事実。逃れる術はない。地球は終わる。世界はめちゃくちゃで、ルールも理性も存在しない。もうすぐ終わる世界の中で彼女たちはロケットの発射台を作り上げる。そんなロケットで地球さえも簡単に飲まれる流星群を生き残れるわけがない。それでも足掻く。
可愛らしい声でどこか天真爛漫なところもある彼女が今日この日に世界を終わらせる神様に怒りをぶつける演技は圧巻。静かな怒り、怯えながらも捨てずに持ち続けた人間としての矜持。もっと生きたかったという彼女の言葉が刃のようで、でも、そこには彼女の言うような恨みなんて負の感情は感じなくて、生のきらめきがそこにある気がした。
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